インターネット上などで「お風呂ダイエットで○キロ痩せました!」という記事を見かけたことがをあるという方も多いのではないでしょうか?
一般的に長風呂はダイエットに効果があるとされていますが、実際に痩せるのでしょうか?
そこで今回は、長風呂ダイエットは本当に効果があるのかどうか、半身浴と全身浴どっちがよい?また消費できるカロリーについて見ていきたいと思います。
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長風呂ダイエットは本当に効果があるの?
結論から言えば、残念ながら基本的には長風呂だけではダイエット効果は期待できません。
長時間お風呂に入っただけでは痩せませんし、脂肪燃焼の効果も期待できません。
お風呂に入ると汗が出た分の水分量だけ体重が減ることはあるかもしれませんが、これは単に水分が抜けただけの状態です。
つまり、汗が出たことでなんとなく運動した時と同じ状態であると体が錯覚して、痩せたと思い込んでいるようです。
では、長風呂でダイエット効果を得るためにはどうしたらいいのでしょうか?
以下では、長風呂でダイエット効果を得る方法について述べていきたいと思います。
半身浴と全身浴どっちがよい?
半身浴ダイエットという言葉を聞いたことのある方も多いと思いますが、基本的に半身浴自体にダイエット効果はありません。
むしろ半身浴はお風呂に入ることによって得られる効果が、半分になってしまいます。
ですから心臓や肺に疾患がある方、またお風呂が苦手な方以外の健康な方には全身浴をおすすめします。
半身浴と全身浴では、全身浴の方が全身温めることができるのでメリットが大きいですし、よりカロリーを消費することができます。
体温は40度のお風呂に10分間入るだけで、だいたい0.5~1度上がるといわれています。
しかし半身浴だと、体温を上げる時間も倍かかってしまいます。
早く体温を上げる効率を考えても、あえて半身浴にする必要はありません。
なぜ半身浴がいいとされているのでしょうか?
病弱な方やお風呂に長く入るのが苦手方にとっては、半身浴で水圧が半分のほうが体にちょうどいいのかもしれません。
ですが、半身浴でも長湯で頑張りすぎるのはかえって身体に良くありませんよ。
長風呂でカロリーを消費できる?
入浴自体はウォーキングよりカロリーの消費は少ないですが、毎日お風呂に入ることで基礎体温を上げることは可能となっています。
基礎体温が上がれば、結果として痩せやすい体質に近づけたることができます。
ですからお風呂の入り方次第では、ダイエットにつなげることができるとも言えます。
長い入浴には水分補給も大切!
入浴中は汗をかき、思っている以上に身体の水分を大量に失うため、水分補給は重要となります。
また入浴前の水分補給は血液の濃度を調整するため、入浴後は脱水症状を防ぐためにも大切です。
入浴前後で合わせてコップ3~4杯を目安とし、しっかり水分補給を行いましょう。
長風呂しすぎてしまい、のぼせてしまった場合は冷たい水やポカリスエットなどで水分補給をしてください。
温熱効果を高めるには常温の水、カロリーを消費したい場合は冷たい水がおすすめです。
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ダイエット中の水分補給には緑茶がおすすめ
緑茶に含まれているカテキンには、抗酸化力やコレステロール低下、体脂肪を減らしたり糖分の吸収を穏やかにするなどの効果がありますが、実は入浴時にはこのカテキンの吸収がさらに良くなると証明されています。
ですからダイエット中の方は、緑茶の効果をダイエットに利用し水分補給に緑茶を取り入れましょう。
緑茶についてはこちらで詳しく解説していますので、是非参考にしてください。
さいごに
長風呂自体にダイエット効果はありませんが、全身浴で代謝を上げダイエットに適した身体に近づけることができます。
また緑茶を飲むなど水分補給を工夫することで効果を期待することもできますので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。