庭に敷きつめただけで庭のイメージをおしゃれにしてくれる砂利は大変便利であり、さらに砂利の上を歩くと砂利がこすれて音をたてるため、防犯対策にも役立ちます。
しかし雨風に晒されているうちに汚れてきたり、落ち葉の掃除が面倒になるいう一面もありますよね。
そこでここでは、庭の砂利が汚れた際の対策や落ち葉の処理の仕方、また庭を砂利敷きにするメリットやデメリットなどについて見てきたいと思います。
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庭の砂利が汚れた際の対策!
庭の砂利が汚れた場合は、比較的簡単に汚れを流してしまうことが可能な高圧洗浄器がおすすめです。
最近ではホームセンターなどでも売られており、比較的安いものが多くありますし洗車などにも使えるので、一家に一台あっても良いかもしれませんね。
実は高圧洗浄機には、家庭用と業務用の2種類があります。家で使用するのであれば、家庭用の商品を選んだほうがよいですよ。
高圧洗浄機からは勢いよく水が出るので、濡れても良い格好、またはレインコートなどを着用するのがよいでしょう。
また使う際には、汚れた水の流れを意識していないと、せっかく一度きれいにした場所がまた汚れてしまいます。
どの順番に掃除していくか、また水をどの向きに流すかなど、きちんと考えながら掃除しましょう。
落ち葉の掃除にはブロワーがおすすめ!
砂利の上では、落ち葉を掃除する際にほうきや熊手が、あまり役に立たないこともあります。
砂利だと石の下に落ち葉がもぐりこみやすいので、どうしても掃除に時間がかってしまいます。
そんな時にはブロワ―がおすすめです。
ブロワ―とは風で落ち葉を吹き飛ばすことのできる便利な機械であり、砂利に使用すると使うと重たい石はそのままの状態のまま、軽い落ち葉だけが舞い上がるので掃除がしやすくなります。
ブロワ―の中には風で落ち葉を飛ばすだけではなく、落ち葉を吸い込むバキューム機能が付いているものもあります。
また落ち葉や小枝などを吸い込むだけではなく、粉砕してくれる機能をもったものもあります。
これらのタイプであれば落ち葉をそのまま回収することもできるので、作業を楽にでき負担を減らすことができます。
庭を砂利敷きにするメリットやデメリットとは?
ここでは、庭を砂利敷きにするメリットやデメリットについて見てきたいと思います。
1)庭を砂利敷きにするメリット
1.雑草対策になる
庭に砂利を敷くと雑草は生えにくくなり、雑草が生えても抜きやすくなります。
ただし、砂利の層が薄すぎると土まで日光が届き雑草が生えやすくなってしまうので、砂利の厚さは3~5cmはとりましょう。
さらに防草シートを敷くと雑草をしっかり防げます。防草シートの寿命はだいたい5年程度ですので、定期的に取り替えましょう。
2.防犯対策になる
砂利敷きの部分を歩くと音がするので、防犯対策になります。ただし、防犯用の砂利は、踏んだ時に音が出やすいように作られており防犯性は高くなりますが、普段歩く時に音がうるさくて困る場合もあります。
ですから、気になる方はサンプルが置いてあるお店を見ると良いかもしれませんね。
3.狭い範囲なら自分で敷くことがでできる
砂利は、狭い範囲であれば自分で敷くこともできます。広範囲の場合は、砂利の運搬や下地の処理をを考えると自分でするのは難しいと思いますが、狭い範囲であれば砂利を買って敷くだけなので簡単です。
ただ砂利を敷く場合は、狭い範囲でもけっこうな量が必要なので、ネットで購入して宅配してもらうのも良いかもしれませんね。
2)庭を砂利敷きにするデメリット
1.靴によっては歩きにくい
砂利の大きさや形にもよりますが、スニーカーやサンダルでは全く問題ありませんが、特にハイヒールなどの靴で歩く際は歩きにくくなります。
仕事などでよくヒールを履くという女性の方は、砂利ではない方が歩きやすく靴を傷めにくいかもしれません。
2.自転車、ベビーカー、台車などの車輪が転がりにくい
砂利を敷くと自転車、ベビーカー、台車などの車輪が転がりにくくなります。
ベビーカーや台車などは、押すよりもゆっくり引く方が動かしやすいかもしれません。
また自転車は一応乗ったまま移動できますが、運転しにくいので転ばないように注意してくださいね。
まとめ
庭の砂利が汚れた際には、高圧洗浄機を使うと手軽で簡単に汚れを落とすことができます。
また砂利の上の落ち葉を掃除する際には、ブロワーがあると便利ですよ。庭を砂利敷きにするとメリットとデメリット両方があるので、敷く前にはよく考えてからにしましょう。