玉露に含まれているカフェインの量と身体への影響とは?

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緑茶にどんなイメージを持っていますか?

緑茶はなんとなく健康的で身体に良い、というイメージを持っている方も多いのではないかと思います。

確かに緑茶には免疫力を高めて風邪を引きにくくしたりコレステロールの増加を予防する効果が期待できます。

しかし反面緑茶にはカフェインも含まれており、それが身体にさまざまな影響を及ぼす可能性もあるようです。

そこでここでは、緑茶のひとつである玉露に注目し、そのカフェインの量や身体への影響について述べていきたいと思います。

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玉露に含まれているカフェインの量は?

緑茶というのは、煎ひよ茶や玄米茶、玉露やほうじ茶などの総称です。

実は緑茶の中でも一番カフェインの含まれている量が多いのが玉露であると言われています。

玉露の種類によっては、インスタントコーヒー1杯分にカフェインがだいたい70mg含まれているのに対し、玉露1杯には150mgと倍以上のカフェインが含まれている場合もあります。

なぜ玉露はカフェインが多いの?

玉露は緑茶の中でも最高級品であると言われており、茶葉の若い芽を摘んで作られています。

若い芽にはカフェインやカテキン、テアニンなどの成分が多く含まれており、成熟した芽になるほど少なくなるので、若い芽で作られている玉露には他のお茶よりカフェインが多く含まれています。

カフェインが身体に与える影響とは?

カフェインには覚醒作用、利尿作用があると言われています。

カフェインには脳の中枢神経を興奮させ、眠気を防いで作業能率を上げたり運動能力を向上させる働きがあります。

またカフェイン摂取後に適度な運動を行うと、血液中のブドウ糖などの栄養素よりも先に脂肪をエネルギー源として利用するので持久力アップも期待できます。

またカフェインの働きによってアルコールの代謝が高められるので、お茶は二日酔いにも良いとされています。

カフェインによるデメリットは?

ただしそんなカフェインにも摂取することによるデメリットはあります。

またそれは、1日に摂取するカフェインの量とも関係があります。

成人の場合、もちろん個人差はありますがカフェイン摂取量はだいたい1日300mgまでの量であれば身体への有害な影響はないとされています。

ただこれが1日500mg以上になると、人によっては急性中毒症を引き起こす可能性もあるので十分に注意が必要です。

急性中毒症状の具体的な例としては、吐き気、神経過敏、睡眠障害、顔面紅潮などが挙げられます。

また胃液の分泌が促進されることによる胃痛や、血圧上昇効果などによる高血圧への影響なども懸念されます。

コーヒーなどにはカフェインが含まれていることはよく知られていますが、玉露をはじめとするお茶にもカフェインが多く含まれている場合もありますので注意しましょう。

子供もカフェインには注意!

またカフェインはコーヒーやお茶などだけではなく、子供がよく好んで飲むココアにも含まれているのをご存知でしょうか。

子供のカフェイン適正摂取量はまだはっきりとはわかっていませんが、だいたい毎日一杯から2杯ぐらいのココアを飲んでも身体に影響はないと言われています。

ただし、寝る前に飲むと目が冴えてしまったり利尿作用により夜中にトイレに行きたくなってしまったりと安眠を妨げる可能性も考えられますので、飲む時間帯には注意を向けた方が良さそうです。

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まとめ

緑茶の中でも、特に若い芽を摘んで作られている玉露には多くのカフェインが含まれています。

カフェインには覚醒作用や利尿作用など良い面もありますが反面あまり摂りすぎると中毒症状を引き起こすケースもありますので、体調を見ながら摂取するように心がけましょう。

また子供が飲むココアにもカフェインが含まれていますので注意が必要です。

またこちらには、番茶や玉露・煎茶のカフェインや効能についての記事がありますので、是非参考にしてください。

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