厳島神社は広島にある人気の観光スポットで
世界文化遺産にも登録され毎年多くの観光客が訪れます!
しかしせっかく厳島神社に訪れるならば
厳島神社の歴史を知っておけば
より一層楽しむことができますね!
593年から始まるとされる厳島神社には
どんな歴史があるのでしょうか?
今回は厳島神社の歴史を簡単にご紹介していきたいと思います!
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厳島神社の歴史【創建時代】
厳島神社の歴史は推古天皇即位元年から始まります。
593年に現在の広島県・宮島の地域を治めていた
豪族の「佐伯鞍職」によって【創建】されたとされていますが
【創建】の経緯としては
「佐伯鞍職」に『市杵嶋姫命』から神勅が下ったとのことで
「鞍職」は
大神様が高天原から連れてきた神鴉の先導のもとで御祭神と島々を巡り現在地の御社殿を【創建】した。
と記されています!
厳島神社の歴史【全国に広まった平清盛時代】
厳島神社が全国区になったのは「平清盛」の時代からで
「平清盛」が安芸守となり厳島神社を篤く崇拝することとなります!
「平清盛」が瀬戸内海の制海権を手中に収めたことによって
貿易で莫大な財産を築いたのでした。
1168年に「平清盛」は厳島神社を現在の姿である
寝殿造りへと改築・造営しました。
「平家物語」によると「平清盛」は夢枕で
「厳島の宮を造営すれば、必ずや位階を極めるであろう」
とのお告げがあったのだという話が残されていますが
実際に「平清盛」の官位が上がっていくにつれて
「平一門」だけにとどまらず
1174年には「後白河法皇」が御幸
1180年には「高倉上皇」が御幸するなど
多くの皇族・貴族から参拝されることとなり
「平清盛」の時代に厳島神社の名前は全国区となったのでした!
あわせて読んでおきたい!
【意外と知らない!】厳島神社で祀っているのは何の神様か?簡単解説!
厳島神社の歴史【平家の滅亡から戦国時代】
時は経ち
平家は滅亡する運命でありましたが
平家は滅亡すれども厳島神社が廃れることはなく
1240年には鎌倉幕府第4代目征夷大将軍
「藤原頼経」が厳島神社へ太刀を奉納しており
このことから、平家のみならず源氏からも信仰を受けていたことがわかりますね!
さらに室町時代には「足利尊氏」が
厳島神社造営料を寄進し
「足利義満」が参詣しており
室町幕府からも篤い信仰をされていました。
戦国時代に移ると「毛利元就」が厳島神社を篤く信仰することになり
また、戦国時代には宮島でも戦いが起っていますが
1555年に「毛利元就」と「陶隆房」が
厳島の戦いで激戦となりましたが「毛利元就」が勝利しました。
「毛利元就」はその後
厳島神社を改築・修復して西国の覇者となったのです。
1592年には太閤・関白である「豊臣秀吉」が参拝しており
権力者からも崇拝されていたのが厳島神社なんですよね!
厳島神社の歴史【江戸時代から明治時代】
江戸時代には厳島神社は権力者のみならず
民衆からも崇拝されることとなり
江戸時代には厳島詣が広がり
伊勢詣や四国遍路などと並んで西国の代表的な旅行となり
門前町や周辺は栄えることとなりました。
明治時代には「明治天皇」が太刀を奉納されており
皇族から民衆まで幅広く厳島神社は信仰の対象となっていきました!
厳島神社の歴史【現在】
現在の厳島神社も多くの人々に愛されており
信仰厚く人気の観光地となっています!
海上に浮かぶように見える【社殿】や
【大鳥居】は美しい景観をもたらし多くの観光客が訪れ
更に、1996年には『世界文化遺産』にも登録されており
世界中から観光客が訪れるようになりました!
【社殿】は海の上に建てられているので
台風や高潮の被害を受けることも多く
近年でもその度に大規模な修復を行っていますが
厳島神社は大修復を行ってでも日本に残しておきたい遺産ですよね^^
ぜひ人生で一度は訪れて欲しい観光スポットです!
【大鳥居】に関してはこちらがおすすめです!
【歩くと御利益ありそう!】厳島神社の大鳥居をくぐるって手で触る方法はこれ!
まとめ!
厳島神社は広島県にある人気の観光スポットで
厳島神社の歴史を知ることによってより
厳島神社観光の楽しさは増大すると思います!
今回は簡単に厳島神社の歴史についてご紹介いたしました。
厳島神社は名立たる権力者に信仰されており
また、信仰した人物が成功を収めていることより
御利益があるともされています!
ぜひ、厳島神社にまつわる歴史を思い浮かべながら
厳島神社観光を楽しんでみて下さいね!
厳島神社の知識を深めるにはこちらがおすすめです!
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