アパートなど多くの方が住んでいる場所では、さまざまなトラブルに遭遇することがあります。
そして、アパートに暮らしていると意外と気になることのひとつが上の階から聞こえる足音の騒音ですよね。
アパートやマンションなどに住んだことのある方なら、一度は足音の騒音に悩まさせたことがあるのではないでしょうか?
また足音の騒音の場合、自身がトラブルを招く側になる可能性があることを忘れてはいけませんし、自分では気をつけているつもりでも、思っている以上に足音は階下に響いているものです・・・
そこでここでは、アパートで足音の騒音トラブルを回避する3つの対処法と苦情対策について述べていきたいと思います。
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アパートでの足音の騒音トラブルを回避する3つの対処法は?
1)床にカーペットを敷く
階下に足音を響かせないためには、床に防音対策を施して少しでも音を遮る必要があります。
手軽にできるのが、床にカーペットを敷く方法です。
上下階の足音や物を落とした場合、一番音が響くのが木の板だけで出来ている無垢板、その次が複数の板が張り合わせてある合板フローリング、そして一番響かないのがカーペットとなっています。
床にカーペットを敷けば、完全ではありませんがある程度足音の騒音を抑えることができます。
またスリッパではなくフットカバーのようなルームシューズを履くと、パタパタいうスリッパ独自の足音を軽減することができますよ。
2)防音カーペットや防音マットを活用する
例えば小さな子供がいる場合などは、どんなに子供に静かにするよう言い聞かせても、やはり足音を立ててしまいますよね。
そんな小さな子供の足音対策には、しっかりとした防音カーペットや防音マットがおすすめです。
子供部屋にコルクマットやウレタンマッドなどの防音カーペットや防音マットを敷き詰めることで、足音による騒音を防ぎトラブルの回避にもつながります。
3)壁や天井に遮音シートを張る、張ってもらう
足音が階下に漏れてしまうということは、壁や天井が防音性に欠けている可能性も考えられます。
壁や天井に遮音シートを貼ることで、音が周辺に漏れ出してしまうのを防ぐ効果があります。
また、足音がうるさいという訴えを出している方にも貼ってもらうことで、より高い効果が期待できます。
4)普段から良好な関係を築いておく
足音による騒音トラブルはナイーブな問題だからこそ、お互いにコミュニケーションを取り意思の疎通を図ることがとても重要です。
クレームを伝えてきた相手に「いつもすみません」と挨拶をするだけでも、相手への心象を良いものへ変えることが出来るでしょう。
それでも苦情が収まらないときの対処法は?
1)第三者に入ってもらい話し合う
なんらかの対策をしても苦情が収まらない場合、相手側にも問題がある可能性も考えられます。
足音がうるさいという苦情があまりにも執拗な場合は、一度大家さんや管理会社へ相談してみるという方法もあります。
当事者同士での話し合いでは、騒音トラブルから近隣トラブルへと発展する可能性も少なくありません。
一度お互いに不信感を持ってしまうと関係が悪化し、嫌がらせにつながってしまうことも考えられます。
なるべく不動産会社や大家さん、管理会社など第三者に入ってもらい話し合いを勧めることをおすすめします。
2)思いきって引っ越しする
「もう気を使うのも嫌だ!自分の家でくらい気ままに過ごしたい」と思った方は、思いきって引っ越しするという選択肢もあります。
通常の物件に比べ音が響きにくいアパートを探せば、足音からの騒音トラブルを回避することができます。
周辺の音に敏感な方は、防音効果の高いアパートもおすすめです。
自身の音が周辺に漏れにくい上周辺の音も響きにくいため、落ち着いて生活することが出来るでしょう。
また、1階に住む事で足音の苦情から解放されるという方法もあります。
しかし今度は自身が周囲の足音に悩まされてしまう可能性があります。
そのため騒音トラブルに悩まされないよう、しっかりとした騒音対策が取られているアパートを探すようにしましょう。
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さいごに
足音の騒音トラブルを回避する方法としては、床にカーペットを敷く、アパートの住民と良好な関係を築くという方法もありますが、それでも苦情が止まない場合は、第三者に入ってもらい話し合うなどの対策を講じる必要があります。
引っ越しはあくまでも最後の手段ですが、とにかくなんらかの工夫をしてトラブルを回避することが大切です。