トマトの支柱が倒れる時の3つの対応策とは?

スポンサーリンク




トマトを栽培する際は、草丈が高くなり実も大きくなることから、苗が倒れないよう支柱を立てる作業が必要になりますよね。

畑で栽培する場合は、植え付け直後に苗が倒れないように根付くまで支える仮支柱を立てるところから始めます。

では、もしトマトの支柱が倒れるような場合はどのように対応すればよいのでしょうか?

そこでここでは、そんな時の対応策や支柱が倒れにくい立て方について見てきたいと思います。

スポンサーリンク

トマトの支柱が倒れる時の3つの対応策!

トマトは背が高く生長する野菜なので、高さのある支柱を使用する必要があります。

ここでは、トマトの支柱が倒れる時の対応策について詳しく見てきたいと思います。

1)支柱は深く押し込む

支柱の差し込みが浅いと、風にあおられて倒れてしまう場合があります。そのため、支柱は土に30cm以上深く差し込むようにしましょう。

ちなみに支柱には天地があるので、尖っている方を土に挿すようにします。

苗を植えたあとに挿す場合は、根を痛めないよう株元から少し離れた位置に挿すようにしましょう。

2)補強して風に強い構造にする

支柱は1本だけだと不安定なため、最低でも2本使って強度を高めましょう。

支柱を複数立てた場合は横方向に支柱を渡して補強します。

横に渡す支柱の長さが足りない場合は、支柱をヒモで連結してから固定するとよいですよ。

3)連結部分はしっかり固定する

支柱が交差する部分は、ヒモでしっかりと固定しましょう。固定するためのヒモは、麻ひもやビニール紐を利用します。

支柱をヒモで固定するコツは、交差させた支柱の間にヒモを通して2周ほどさせ、ギュッと絞ることです。これで締め付けが強固になります。

トマトの支柱が倒れにくい立て方とは?

ここでは、トマトの支柱が倒れにくい立て方をいくつかご紹介していきます。

1)直立型

トマトの基本的な支柱の立て方です。株ごとに垂直方向の支柱を挿し、主茎を支柱に誘引していきます。

1本だけだと強度がないので、横方向に支柱を渡して隣同士の支柱を繋いで補強し、さらに両端に支柱を2本斜めに挿しておくと頑丈になります。

小さなサイズであれば、斜めに支柱を加えて補強しておけば大丈夫です。

2)合掌型

ぐらつきにくく、もっとも頑丈な立て方である合掌型は、畝の両側に2本の支柱を交差するように斜めに挿し、固定横方向に支柱を渡して補強します。

重い実をつけるトマトにはもちろん、揺さぶられるのを嫌うキュウリやゴーヤはこれにネットを張って育てます。

3)やぐら型

畝間や畝幅に合わせて立てられるやぐら型は、直立型よりも風に強い立て方です。

株数に合わせて支柱を挿し、横方向に支柱を渡して補強畝間や畝幅に合わせて、もう片側にも同様に支柱を立てます。

さらに両側の支柱が繋がるよう、天井部に支柱を渡して補強します。畝間に合わせて立てると、両畝で違う野菜が育てることも可能です。

4)アーチ型

トンネル型にパイプを立てるアーチ型は、ビニールで屋根を張ることで、トマトなどの雨除け栽培に使うことができます。

トマトの支柱の役割とは?

支柱には苗が倒れないようにする役割の他にも、トマトの葉や蔓を立体的に育てることにより風通しをよくしたり、日当たりを確保する役割があります。

また何本か植える場合は株と株の間に距離ができるので、害虫の発生を予防する役割もあります。

このように支柱を立てることによりトマトにとっても良い環境になるので、支柱を立てない場合よりも収穫量が増え、収穫もしやすくなります。

支柱を選ぶ際のポイントとは?

トマトは花を育てる場合と異なり果実が重いので、使う支柱もある程度の強度が必要です。

強度がある支柱としては金属製か竹製がよく使われています。

またホームセンターで売っている園芸用の支柱でも長くなるにつれて強度も上がる作りになっていますので、強度のある支柱を自分の栽培スタイルに合わせて用意すると良いでしょう。

まとめ

今回はトマトの支柱が倒れる時の対応策や倒れにくい立て方について解説しました。

トマト栽培には支柱は欠かせないものですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スポンサーリンク



スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする