香典を預ける際のふくさ(袱紗)の使い方!守るべきマナーと色や形・種類も解説!

スポンサーリンク




当然の事ですが葬儀というのは前もって予定がたてられないものです。

ですので仕事の都合や遠方に住んでいるなどの理由で

葬儀に参列できない場合もあります。

葬儀に参列したいが事情がありどうしても行けないという場合は

香典を誰かに預けるという方法もあります。

ただこの場合遺族側に対して失礼にあたらないか

また預ける際のマナーなども色々気になりますよね。

ここでは葬儀に行けない場合に、香典を預ける際のマナー

ふくさ(袱紗)の使い方、色や形・種類について

詳しくご紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

香典を預ける際のマナーとは?

諸事情によりどうしても直接葬儀に行けない場合は

友人や同僚などに香典を預けるという方法もあります。

これは遺族側にも失礼にはあたらないので心配ありません。

ただいくつか守らなければならないマナーがあるので

以下ではそのマナーについて述べていきたいと思います。

目上の人には頼まない

香典を預ける際には会社の上司や先輩など

目上の人に代理を頼むのは失礼に当たります。

ですので香典を預ける相手は会社の同僚や友人などにしましょう。

香典袋に住所を記載しておく

香典袋を預ける際には中袋だけでなく

外袋の裏面にも住所を記載しておくようにしましょう。

香典を代理人に預ける場合は記帳もお願いすることになるので

外袋の裏面にも住所を記載しておけば代理人は迷わずに住所を書くことができます。

また香典袋の名前の左下に「内」と書いて

代理人が預かって来たことを遺族側が確認しやすくしておくことも大切です。

香典袋を預ける際はふくさに包む

香典袋は直接バッグや喪服のポケットなどに入れるのではなく

ふくさに包んで入れるのがマナーです。

これは代理人に香典袋を預ける場合も同じです。

香典袋はふくさに包んでから代理人に預けるようにしましょう。

ちなみにふくさは弔事用と慶事用では包み方が違うので注意が必要です。

ふくさの種類は?

ふくさは祝儀袋や不祝儀袋を包む小さな布のことです。

日本には古来から進物をふくさに包んで持参し

ふくさや盆の上に載せて相手に渡すという風習があります。

これは冠婚葬祭の場でも当てはまるマナーですので

葬儀の場でも香典をふくさに包まずそのまま出すのは避けましょう。

ここでは香典を包む際に用いるふくさの種類

色やデザイン、形などについてご紹介していきたいと思います。

弔事用のふくさのと色は?

ふくさには慶事用と弔事用、慶弔兼用の3種類があります。

慶事用と弔事用の大きな違いは色です。

慶事用は赤やピンク、黄色などの暖色系

弔事用はグレーや紺、緑色などの地味な寒色系となっています。

弔事用のふくさのデザインは?

慶事用と弔事用で色を使い分けるふくさですが

デザインには特に決まりはありません。

派手な色合いでなければ水玉模様や花柄などを

弔事用のふくさとして使用しても大丈夫です。

またふくさのデザインの主流は和柄ですが

明るすぎる色を使っているものでなければ

洋柄や北欧柄などのデザインを選んでも良いでしょう。

弔事用のふくさの形は?

ふくさの形には昔から使われている

風呂敷タイプとブックカバーのような形のポケットタイプのものがあります。

たたむ手間が不要なことから

ポケットタイプのふくさが人気があるようです。

冠婚葬祭では慶事は右包み、弔事は左包み

となっているため弔事の際は右開きとなります。

慶弔両用のタイプであれば上下の区別がなくどちらでも使用することが可能です。

スポンサーリンク

まとめ

香典を代理人に預けることは失礼にはあたりませんが

さまざまなマナーがあるので預ける際には注意しましょう。

また香典袋をふくさに包むことは遺族に対しての礼儀でもあるので

弔事の際にはどんなものを使用したら良いのか知っておくこともとても大切です。

こうしたところは、行いごとをよく理解した教養ある人。

という印象を与えるポイントにもなるでしょう。

葬儀へ出向く際には事前に準備をし

相手側に失礼に当たらないよう礼を尽くしましょう。

スポンサーリンク



スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする