最近は日常的なやりとりはもちろん、訃報の連絡やお悔やみの言葉をメールやラインなどを通じて行うことが増えています。
そのような場合、ラインやメールなどでどのようにお悔やみの言葉を伝えてよいかと悩む方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、お悔やみの言葉をラインで伝える際のマナーや3つの注意点。実際に使える例文などを詳しくご紹介していきたいと思います。
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お悔やみの言葉をラインで友人に伝える際のマナーとは?
以下では、お悔やみの言葉をラインで友人に伝える際のマナーについて見ていきたいと思います。
①お悔やみの言葉は短く簡潔にまとめましょう
お悔やみの言葉を友人に伝える際には、哀悼の意を伝える言葉や相手を気遣う言葉を、短く簡潔に伝えるようにしましょう。
これはラインで伝える際も直接伝える場合も同じです。
お悔やみの言葉「このたびは、心よりお悔やみ申し上げます。」というのが一般的な表現であり、たとえ親しい友人であっても、お悔やみの言葉を伝える時は改まった言い方で伝えましょう。
②「忌み言葉」を使わないように注意しましょう。
お悔やみの言葉を伝える時は、死や苦しみなど生死にかかわる言葉や不吉な言葉、重ねる言葉や繰り返す言葉など、忌み言葉を使わないように気をつけましょう。
主な忌み言葉は、重ね言葉や繰り返す言葉である「再び、重ね重ね、ますます、追って」
生死にかかわる言葉である「死、死去、急死」
不吉な言葉である「苦しみ、浮かばれない、消える」などとなっています。
③友人に負担をかけないようにしましょう。
不幸があったばかりの友人には、負担をかけない配慮が必要です。
亡くなった理由を聞いたり、詮索したりする内容のメールはマナー違反と言えます。
またラインなどでは返事を求めるような文面や、自分の気持ちを一方的に伝えるような文面は避けるようにしましょう。
返信の負担をかけたくない時は、最後に「返信不要」の旨を伝える言葉を添えるようにすると良いかもしれませんね。
そもそもお悔やみの言葉をラインで伝えてもよいの?
日常的にメールなどでやり取りをしている間柄であれば、お悔やみの言葉も普段使っているメールやラインで送ることは問題ないといえます。
逆に遠慮して何もしないより、メッセージを送った方が相手に追悼の気持ちやねぎらいの素直な気持ちを伝えることができるでしょう。
さらにラインには相手の都合のよい時に確認してもらえるため、電話よりも相手に負担をかけないメリットもあります。
友人へのお悔やみメールの文例をご紹介
ここでは、お悔やみメールの文例を紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
なおメールの件名は、内容がすぐにわかるよう「お悔やみ申し上げます」などとするとよいでしょう。
文例1
「このたびはお父様のご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。無理をされていないか心配しています。私にできることがあればいつでも連絡してくださいね。ご冥福をお祈りいたします。」
文例2
「お母様のご逝去の報に接し、悲しい思いでいっぱいです。安らかにご永眠されますよう、お祈りしております。なお、返信は不要です。」
文例3
「突然の訃報に接し、驚きと悲しみでいっぱいです。すぐにでも最後のお別れに駆けつけなければならないのですが、参列できず残念です。心よりご冥福をお祈りいたします。何かできることがあればすぐに連絡してください。』
文例4
「悲しみいかばかりかと察しています。お父様の在りし日のお姿を偲び、心からご冥福をお祈りいたします」
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まとめ
普段気軽に使っているメッセージツールであるラインですが、生死に関わることに触れるのは気が引けるという人も方もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合は、マナーを守り改まった気持ちでお悔やみの言葉を伝えれば失礼にはなりません。
ただし、メールやラインでお悔やみを伝えた場合でも、次に会った時にお悔やみの言葉を伝えることを忘れないようにしてくださいね。