母乳は赤ちゃんにとって、とても大切な栄養源です。
母乳は栄養源というだけでなく授乳中の赤ちゃんにとっては
病気やアレルギーから守ってくれ、免疫力ももらえる大切なものでもあります。
そんな赤ちゃんにとってとても大切な母乳の栄養は
ママが食べた物から作られています。
そのため、赤ちゃんが健康に育つためには
ママの食べる物にも十分注意しなければなりません。
ここでは授乳中に禁止しなければいけない食べ物
などについて詳しくご紹介していきたいと思います。
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絶対禁止!授乳中に摂ってはいけないものとは?
授乳中に禁止しなければならない食べ物として
まず第一に挙げられるのはアルコール類です。
授乳中の飲酒は赤ちゃんに悪影響を及ぼすことは科学的に立証されています。
アルコールは母乳に移行する割合がとても高く
授乳中の女性が飲酒した場合
血液中のアルコール濃度と母乳に含まれるアルコール濃度はほぼ同じ値になります。
万が一アルコールが母乳に移行した場合
赤ちゃんが母乳を飲んでしまってもまだ肝機能の発達が未熟なため
アルコールを分解できません。
そのため、赤ちゃんが急性アルコール中毒になってしまう可能性もあるのです。
またアルコールは赤ちゃんのまだ未熟な小さな身体には
とても大きな負担となってしまい
脳の発達に影響を与えてしまうこともあります。
ですのでとにかく授乳中にはどんなにお酒が好きなママでも
この時期はアルコール類は絶対禁止!ですね。
間違ってアルコール入りのお菓子を食べてしまった!大丈夫なの?
洋酒味のゼリーや焼き菓子など
実はアルコールの入っているお菓子は意外と多いようです。
中にはアルコール入りとは知らず食べてしまった
というママもいるのではないでしょうか?
以下では授乳中のママがアルコール入りのお菓子を
食べた場合の母乳への影響や注意点などについて述べていきたいと思います。
アルコール入りのお菓子を食べた場合の母乳への影響は?
アルコール入りのお菓子については
お菓子に含まれるアルコールの含有量が0.1%ぐらいの場合は母乳には影響を与えないようです。
ただしアルコール含有量が2%を越えると母乳に影響を与えてしまうので注意が必要です。
例えば洋酒の含まれているゼリーには
だいたいアルコール濃度0.1%から1%未満
焼き菓子やプリンなどは加熱してアルコールが飛んでいるので
アルコール濃度はほとんど0に近い数字であるようです。
ですのであまり心配することはないようですが
授乳中はできればアルコール入りのお菓子は意図的に避けるに越したことはありません。
特に洋菓子は注意が必要
洋菓子の中には香り付けや保存のために
アルコールを使用しているものが多くあります。
市販されている洋菓子はアルコール含有量が少ないものが多いようですが
やはり中にはアルコールの濃度が
1%を越えてしまうものもあるので
お菓子のパッケージなどに記載されている成分表示や原材料
但し書きなどはチェックしておきましょう。
通販で購入できるお菓子にも注意!
主にネット通販などでお取り寄せできるスイーツや高級スイーツには
アルコールが他の洋菓子より多目に使われている場合が多いようです。
焼き菓子などは加熱した際にアルコール濃度が
ほぼ0になるので心配いりませんが
ラムレーズンを使ったお菓子や洋酒入りのチョコレートなどは
アルコール濃度が高いものが多いので注意してください。
万が一アルコールを飲んでしまった場合の対処法は?
何らかの理由でやむを得ず授乳中に
アルコール類を飲んでしまった場合は
アルコールが体内から完全に抜けるまで
赤ちゃんに授乳するのは控えましょう。
次に授乳する際は、最低でもアルコールを飲んでから
7時間以上経過してから授乳するようにしましょう。
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まとめ
授乳中に禁止しなければならない第一の食べ物はアルコールです。
またアルコールを使用した洋菓子なども
あまり神経質になる必要はありませんが
アルコール濃度が高いものについては注意する必要があります。
赤ちゃんにとって授乳中は身体の基礎を築く一番大切な時期でもあります。
あともう少しの辛抱ですので
お酒好きのママもアルコールを飲まないようにしましょう。
授乳で赤ちゃんに必要な栄養素が14個もあるのをご存知ですか?
その栄養素についてこちらで解説していますので、ぜひご覧ください。