赤ちゃんに授乳中のママは、母乳に影響を与えるため
食べてはいけなかったり食べるのを控えた方が良いものが色々あります。
ここでは授乳中に食べてはいけないものや
控えなければならない食べ物
また授乳中のママにおすすめの食べ物などについてご紹介していきたいと思います。
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授乳中に食べてはいけないものとは?
アルコール類
アルコールは授乳中に摂取すると母乳に影響があり
赤ちゃんに悪影響が出ることが立証されています。
飲酒したママの母乳を飲んだ赤ちゃんが実際に落ち着きがなくなったり
急性アルコール中毒になったという報告もあるようです。
また、赤ちゃんの脳の発達にも悪影響を与えるとも言われています。
授乳中でも少量であれば大丈夫という意見もあるようですが
赤ちゃんに与える影響の大きさを考えた場合
やはり飲まないに越したことはありませんね。
カフェイン
赤ちゃんはまだ肝臓や腎臓が未発達で
万が一母乳からカフェインの影響があった場合
自分の身体でカフェインの成分を分解する事はできません。
新生児以降であれば1日にコーヒー1、2杯程度
約300mlぐらいであれば問題はないとされています。
しかし、まれにですが授乳中にママがコーヒーを飲み母乳を与えたら
赤ちゃんが興奮して眠れなくなった
落ち着きがなくなったなどの事例も報告されているので、やはり注意が必要です。
カフェインはコーヒーだけではなく
緑茶や紅茶、栄養ドリンク、高カカオチョコレートなどにも含まれています。
それらの食べ物を知らず知らずのうちに摂取している場合もあるので
普段から注意しておきましょう。
授乳中にできれば避けたい食べ物とは?
香辛料の使われている食べ物は
できれば授乳中には避けたいものではあります。
カレーや唐辛子などを多くしようした食べ物は母乳に影響を与え
母乳を飲んだ赤ちゃんが機嫌が悪くなったり
母乳を好んで飲まなくなったという例も実際にあるようです。
ママの食べ物が赤ちゃんに影響を与えるのは
食べ物を食べた後だいたい7時間ぐらいであると言われているので
カレーや香辛料の強い食べ物を食べた場合には
次に授乳する際には十分に時間を空けてから授乳するようにしましょう。
授乳中におすすめの食べ物とは?
1)白米
白米は母乳の主成分であり身体の大切なエネルギー源となる炭水化物です。
炭水化物が不足してしまうと疲れやすくなったり
ひどい場合は低血糖状態になってしまう恐れもあるので
白米は毎日の食事にできるだけ取り入れるように心がけましょう。
おにぎりなどにしても良いですし
食欲があまりない時にはお茶漬けなどにして食べても良いでしょう。
2)レバー
赤ちゃんが飲む母乳はママの血液から作られています。
そのため授乳のたびに血液が奪われているのと同じなので
ママが貧血などにならないように
鉄分が多く含まれている食べ物を摂取する必要があります。
レバーは鉄分が多く含まれている代表的な食べ物です。
その中でも豚のレバーには鉄分が100g中に13mgも含まれており
授乳中には積極的に取りたい食べ物のひとつでもあります。
3)あさり
あさりにはカルシウムやカリウム
亜鉛や鉄などミネラルが豊富に含まれています。
またビタミンB12の含有量が貝類の中で最も多く
慢性疲労などに効果があります。
4)卵
卵には身体に必要不可欠な必須アミノ酸がバランスよく含まれており
免疫力アップに効果があります。
また良質なたんぱく質も多く含まれています。
ゆで卵や卵焼き、スクランブルエッグなど料理のバリエーションも豊富にあるので
毎日食べたい食品でもありますね。
また、授乳で赤ちゃんに必要な栄養素は14あるといわれています。
その栄養素についてこちらで解説していますので、ぜひご覧ください。
↓
まとめ
授乳中に食べてはいけないものとしては
- アルコール類
- カフェインを含んだ食べ物
が挙げられます。
またカレーなど香辛料を使った食べ物もなるべく避けた方がよいようです。
授乳中には白米やレバーなど身体に良い食べ物を
多く取り入れるように心がけていきましょう。