ほうじ茶は緑茶の一種です。
緑茶は本来渋みや苦味が強いのが特徴ですが、ほうじ茶は茶葉を強火で焙煎していますのであまり苦味などはなく、独特の香ばしい香りが特徴的なお茶となっています。
緑茶にはカフェインが含まれていることもよく知られていますが、ではほうじ茶にもカフェインが入っているのでしょうか?
また入っているとすれば量はどれぐらい含まれているのでしょうか?
ここではほうじ茶に入っているカフェインの量について、またほうじ茶のさまざまな点についてご紹介していきたいと思います。
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ほうじ茶にもカフェインは入ってるの?
結論から言えば、ほうじ茶にもカフェインは含まれています。
しかしほうじ茶は焙煎していますので他のお茶よりカフェイン量が少なく、誰でも大変飲みやすいお茶となっています。
以下にお茶やコーヒーなどのカフェイン含有量を記してみます。
ほうじ茶0,01%
番茶0,01%
煎茶0,02%
ほうじ茶0,01%
ウーロン茶0,02%
玉露0,16%
コーヒー0,04%
紅茶0,05%
こうして比べてみると、やはりほうじ茶に入っているカフェイン量は少ないことがわかります。
またコーヒーより紅茶の方がカフェインが多く含まれていることが意外な感じがしますよね。
この他にもカフェインはコーラやチョコレート、また栄養ドリンクや頭痛薬などの一部の医薬品にも含まれています。
カフェインの適切な摂取量とは?
実はカフェインについては、一日当たりの摂取許容量は特に定められていません。
しかしあまり取りすぎるのはやはり良くありませんので、やはり注意が必要です。
特に妊婦や子供の場合は、摂取する量に気をつけなくてはなりません。
これさあくまでもだいたいの基準ですが、成人男性であれば1日400ml、また女性は1日300mlまでであれば良いとされています。
ちなみに妊婦の場合は一般の成人女性より少し少ない200mgとされており、子供の場合は体重により異なります。
体重20kgの子供であれば1日のカフェイン摂取量は50mg、体重40kgの子供であれば1日のカフェイン摂取量は75mg以内であれば良いとされているようです。
ただし個人差もありますので、体調など様子を見ながら摂取するように心がけましょう。
ほうじ茶はダイエットに最適?
よくテレビなどのメディアで「○○茶でダイエット」という言葉を耳にします。
さまざまな種類のお茶がダイエットに良いとされ紹介されていますが、実はほうじ茶もそんなダイエットに良いお茶のひとつであることをご存知でしょうか。
ほうじ茶にはカテキンという成分が含まれており、カテキンは脂肪を燃焼させる働きがあるためダイエットに効果があるとされています。
食物から摂取した脂肪分は、小腸で吸収され肝臓へと運ばれます。
この際脂肪は肝臓で燃焼されますが、この時燃焼しきれなかった脂肪は体内に留まってしまうため、それが肥満の原因にもつながります。
この際に肝臓での脂肪燃焼を助けるのがカテキンであり、カテキン自体に脂肪燃焼を上昇させる働きがあります。
ただしあまり脂肪分を取りすぎてしまうと、カテキンだけでは燃焼しきれなくなってしまいますので脂肪の取りすぎには十分に注意しましょう。
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まとめ
ほうじ茶にはカフェインが含まれていますが、その精製方法から他のお茶に比べると含有量は少なくなっています。
ただカフェインの摂取量は体重や妊娠しているなどそれぞれの置かれている状況により違ってくるので注意が必要です。
またほうじ茶は脂肪の燃焼を助ける働きもありダイエットに良いともされています。
しかしこれもやはり個人差がありますので、脂肪分の取りすぎには十分注意しましょう。
ほうじ茶は香りがよく飲みやすいお茶ですので、健康的な毎日を送るためにも日常生活の中にうまく取り入れていくようにしましょう。
また、番茶や玉露・煎茶のカフェインや効能についての記事がありますので、是非参考にしてください。
②ほうじ茶に含まれるカフェインの量は?☚今ここ