冷たくなったご飯を電子レンジで温め直して食べるという方も多いとは思いますが、災害時や停電時などの場合は湯煎して温める方法が便利です。
そこで今回は、冷たいご飯や缶詰、またレトルト食品などを、湯煎して温める方法をご紹介していきたいと思います。
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ご飯を湯煎で温める方法とは?
以下では、ご飯を湯煎で温める方法について説明していきたいと思います。
準備するもの
・鍋
・水(お湯)
・ガス台やかセットコンロ
・湯せん対応のビニール袋
・冷ご飯
ご飯を湯煎で温める手順
①ご飯をポリ袋に入れます。
②空気を抜いてポリ袋の口を軽く結びます。
③鍋で湯を沸かし、沸騰したお湯にポリ袋ご飯を入れます
⑤時々ひっくり返しながら約5分温めると、ほかほかご飯の完成です。
触ってみると温まっているかどうかわかりますが、触る際にはくれぐれもやけどに注意しましょう。
ちなみに、使い終わった袋は生ごみ袋としても使えるし、お湯は食器洗いなどに利用もできるのよいですよ。
レトルト食品も湯煎が便利
レトルト食品の一般的温め方と言えば、電子レンジを使った方法ですよね。
私もよくレトルト食品を電子レンジで温めていました。
しかしレトルトの食品を電子レンジで温めると加熱ムラが出来ることが多いなと感じていました。
レンジを使用すると、レトルト食品が全体的にきちんと温まらないと感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでレトルト食品を全体的に温めるため、ここでは湯煎する方法についてご紹介していきたいと思います。
①5~6分程度の加熱で水が全て蒸発してしまわない程度の水分を鍋に入れます。
②レトルト食品の袋を鍋に入れ、鍋に蓋をし最初から弱火で10分程度温めるます。
温める際は必ず鍋に蓋をしましょう。
鍋にしっかりと蓋をすることにより、蒸気の熱を利用して温めることできます。
湯煎で缶詰を温める際の手順とは?
ここでは、湯煎で缶詰を温める際の手順についてご紹介していきたいと思います。
①最初に缶詰のふたをほんの少し開けておきます。
温めてからふたを開けると、缶の中が膨張し中身が吹き出すときがあるのでこの点は注意しましょう。
②鍋に缶詰の高さ半分の量の湯を沸かして、沸騰したら缶詰を入れ火を止めます。
③お湯の中で5分ほど温めたら、トングなどを使って缶詰を取り出せばOKです。
熱いのでやけどにはくれぐれも気をつけてくださいね。
これはNG!缶詰を湯煎する際にやってはいけないこととは?
以下では、湯煎する際にやってはいけない行動について見ていきたいと思います。
①湯煎する際に火を止めない
缶詰を開封せず、コンロの火を止めずに温め続けると缶が破裂してやけどしてしまう恐れがあるので絶対にやめましょう。
缶詰を湯煎する際には必ず火を止めてからお湯の中に缶詰を入れるようにしましょう。
②缶を直火で温める
こちらも缶詰を開封せず直火で温めると缶が破裂して大変危険ですので注意しましょう。
またたとえ缶詰を開封した状態でも、缶を焦げ付かせてしまう可能性があるので、やはり直火はおすすめできません。
まとめ
冷たいご飯やレトルト食品、缶詰などは電子レンジ以外でも湯煎で温めることができます。
この方法であれは万が一の災害時の停電の時でも安心ですし、電子レンジがなかった時代ではこうして湯煎や吹かすなどで温めて食べていましたから。
またキャンプの際などにも利用できるので、一度試してみてはいかがでしょうか?